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介護施設向けナースコール

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香川・高松|特養・老健・有料向け

介護施設のナースコール更新。部屋と配線と夜勤の動きから。

特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、有料老人ホーム向けのご案内です。サービス付き高齢者向け住宅は、高齢者住宅のページをご覧ください。

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押す場所と動線がずれているイメージ図
イメージです。特定の施設・施工ではありません。動きを減らす設定では静止画のみ表示します。

このページは、介護施設で入れ替えると決まった方向けです

どの型を選ぶかの話はナースコールの入口にあります。ここでは、施設で決めることに絞ります。

ナースコールの相談で最初に伺うのは、機種ではなく施設の種別です。種別によって、呼出設備について求められていることの根拠が違います。根拠が違うと、どこに何個つけるかの出発点が変わります。そのうえで判断が要るのは既設の配線を流用できるかと工事のあいだ、呼び出しをどう受けるかの2点です。

施設の種別呼出設備についての決まり設ける場所として書かれているところ
特別養護老人ホーム
(指定介護老人福祉施設)
ブザー又はこれに代わる設備を設けること居室、便所
有料老人ホーム緊急通報装置を設置する等により、入居者の急病等緊急時の対応を図ること建物全体としての備え。要介護者等が使用する便所には緊急通報装置等を備えること
サービス付き
高齢者向け住宅
常駐していない時間は、各居住部分に通報する装置を設置して状況把握サービスを提供すること各居住部分。詳しくは高齢者住宅向けに書いています
特別養護老人ホームは「指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準」第三条、有料老人ホームは「有料老人ホームの設置運営標準指導指針」による整理です。同じ「ナースコール」でも、条文上の呼び名と要求のされ方が違います。
決まりは「最低限どこに要るか」だけを示しています

条文に書かれているのは、居室と便所といった場所です。実際に楽になるかどうかを決めるのは、そこから先の話です。誰の手元で鳴るか、鳴ったあと何メートル歩くか、夜勤の人数で受けきれるか。この部分に決まりはありません。だからこそ、現地で数えます。当社は設備を入れる側ですので、介護の効果そのものについて断定的なことは申し上げません。

居室・トイレ・廊下の呼出

誰が、どこで、どのボタンを押すか。増床や個室化のあと、押しボタンの位置と夜勤の動線がずれていることがあります。機種名より先に、今の押し方を伺います。

居室の呼出位置と動線のずれを示すイラスト
困りごと1:押す場所と動き

既設の配線を残せるか

残せるものは残します。全部を新しい配管にすることは、建物と既設次第です。現地の前に図面があると、残す/替えるの話が早くなります。

配線を残すか替えるかを示すイラスト
困りごと2:線は残せる? 替える?

夜間に、誰が受けるか

親機の場所、コードレスの持ち方、詰所に人がいる時間。設備が新しくても、受ける人が追いつかない配置だと、現場は楽になりません。医療効果の断定はしません。

夜間に誰が呼出を受けるかを示すイラスト
困りごと3:夜、誰が受けるか

受け方は、3つから選びます

有線、無線、スマートフォン受信。建物の条件と、夜勤の受け方で決まります。

受け方向いている場合向かない場合入替のときの注意
有線
(既設の線を使う)
いまの配線が生きていて、居室の割りが変わらない場合個室化や増床で部屋の区切りが変わった場合線の種類と本数、分岐の位置を先に確認します。使えるかは開けてから確定します
無線
(居室側を無線に)
配管が通っていない場所に足す場合。改修の範囲を小さくしたい場合電波の通りにくい構造。電池の交換を回せない場合電池の管理が運用に入ります。交換の担当と周期を決めてから入れます
スマートフォン受信
(手元で受ける)
夜勤が少人数で、詰所に戻る時間を減らしたい場合館内の無線が整っていない場合先に館内の無線を見ます。ここが弱いと、鳴らない場所ができます
3つは組み合わせられます。居室は有線のまま、受けるほうだけ手元に移す、という形が現実には多いです。
現地と図面で見るところ
  • 親機の設置場所と、詰所に人がいる時間帯
  • 既設の配線の種類・本数と分岐の位置。竣工図があれば先に拝見します
  • 居室の割りが、建てたときから変わっていないか(個室化・増床・用途変更)
  • 押しボタンの位置と、ベッドの向き。手が届く位置にあるか
  • 便所と浴室の呼出が生きているか。鳴らない箇所がないか
  • 夜勤の人数と、夜間の動線。どこからどこまで歩くか
  • スマートフォン受信を検討する場合は、館内の無線が届いていない場所
  • ほかの設備との連動(離床センサー、電話)

工事中も、呼び出しは止められません

入替でいちばん段取りが要るのがここです。順番を決めてから工事日を決めます。

ナースコールの入替は、電話やネットワークと違って「止めておく」という選択ができません。そこで、フロアや棟を区切って、片方を生かしたまま片方を切り替えます。区切り方は建物の配線の入り方で決まるため、図面を見たうえで決めます。

区切って切り替える 1フロア目:新設備へ 2フロア目:まだ旧設備 3フロア目:まだ旧設備 その日、押した呼び出しがどこで鳴るかを紙にして共有します 職員のみなさんが分かっている状態にしておくことが、いちばんの安全策です
区切りの単位は、フロアか棟か、配線の入り方で決まります。日程は長めに見ておきます。
承っていない範囲・お約束していないこと
  • 介護の効果や医療上の効果について、断定的なことは申し上げません
  • 内装工事は承っていません。改修工事と重なる場合は、工程の合わせをご相談ください
  • 受付は平日9:00〜17:00です。時間外の緊急対応はお約束していません
  • 既設配線を流用できるかは、現地で確認してからお伝えします。図面だけでは確定しません
いまの機器のメーカーが分かりません

親機の銘板を写真に撮っていただければ分かります。メーカーが分かると、居室の機器だけ替えられるのか、親機ごと替わるのかの見通しが立ちます。

全部を新しい配線にする必要がありますか

残せるものは残します。ただし、居室の割りが変わっている場合や、受け方をスマートフォンに移す場合は、引き直しになる範囲が出ます。残す・替えるの線引きは現地で決めます。

予算の見通しを立てたいのですが

更新診断で、必須・推奨・将来の3段階に分けてお出ししています。いま替えるものと、次の年度に回せるものを分けて見られる形です。確認の順番は更新で失敗しない確認ポイントにまとめています。

センサーと連動させたいのですが

連動はできます。ただし鳴り方の設計を同時に決めないと、鳴りすぎて止めてしまう運用になります。考え方はセンサー連動に分けて書いています。

参考にした情報

部屋・配線・夜勤から、更新診断へ

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