お役立ち情報 / ビジネスフォン・電話設備
ビジネスフォンの寿命は何年?
部品の限界で見る更新の目安
「6年」「7年」「10年」という数字が飛び交いますが、この3つは別々の話です。混ぜて考えると、まだ替えなくていい設備を替えたり、逆に危ない設備を残したりします。
ビジネスフォンは壊れる前に替えるか、壊れてから替えるかで、かかる日数がまったく違います。部品交換や主装置の交換が必要になると、復旧までに10営業日以上かかることがあります。その間、代表番号の受け方をどうするかという話になります。
そして、この分野は制度の変わり目に便乗した売り込みが多い場所です。先に落ち着いて言い切ります。2024年のIP網移行で、電話番号も電話機もそのまま使えます。期限があるのはINSネットを使っている会社だけです。
- 法定耐用年数
- 6年
- 部品保有期間の目安
- 7年
- 実際に使われる年数
- 10年
- 香川県内の現地調査
- 0円
税務上の減価償却の年数です。使える年数ではありません。
製造打ち切り後おおむね7年。過ぎると修理できなくなります。
10〜15年動いている設備もあります。ここが現場の実感です。
お見積りまで無料です。相談だけでも構いません。
「6年」「7年」「10年」は別々の数字。混ぜない
「ビジネスフォンの寿命」を調べると、6年・7年・10年という3つの数字が出てきます。どれも間違っていませんが、それぞれ別のことを測っている数字です。ここを分けないと、社長に説明するときに話がかみ合いません。
6年 — 税務の数字。使える年数ではない
国税庁の「主な減価償却資産の耐用年数表」では、器具・備品の「事務機器、通信機器」のうちデジタル構内交換設備・デジタルボタン電話設備が6年と定められています。主装置と多機能電話機はここに入ります。ちなみに同じ表で「その他のもの」は10年で、電話ケーブルやモジュラーコードはこちらの扱いになります。
つまり6年は帳簿の上で価値をゼロにするまでの年数で、6年経ったら壊れるという意味ではありません。経理を兼ねている方だとここが混ざりやすいところで、「償却が終わったから寿命」と説明すると、社長からは「まだ鳴っているじゃないか」と返ってきます。
7年 — 部品が手に入る期間。ここが実質の限界
メーカーが補修用の部品を持っている期間で、製造打ち切り後おおむね7年が一つの目安です。この期間を過ぎると、壊れた基板やユニットの1枚を替えるという直し方ができなくなります。1か所の故障で、システム全体を入れ替えることになるのがこの状態です。
注意したいのは、7年の起点が「導入した日」ではなく「その機種の製造が終わった日」だという点です。導入時点ですでに発売から数年経っていた機種なら、導入7年目にはもう部品が終わっている場合があります。機種名と型番が分からないと、この日付は出てきません。
10年 — 実際に動いている年数
10年前後、長ければ15年動いている設備もあります。これは製品の丈夫さの話で、修理できるかどうかとは別です。「まだ使えている」と「まだ直せる」は同じ意味ではありません。12年目の主装置は、たいてい前者だけを満たしています。
| 数字 | 何を測っているか | 過ぎたらどうなるか |
|---|---|---|
| 6年 | 税務上の法定耐用年数(減価償却) | 帳簿の価値がなくなるだけ。機器は動く |
| 7年 | メーカーの部品保有期間(製造打ち切り後) | 部分修理ができなくなる。ここが実質の期限 |
| 10〜15年 | 実際に使われている年数 | 特定の日付はない。故障の頻度が上がっていく |
導入から12年なら、法定耐用年数は2倍、部品保有期間の目安も越えています。つまりいま故障したら、修理ではなく入れ替えになる可能性が高い状態です。動いていることと、直せることは別に確認してください。
更新を考えるサイン7つ
ご相談をいただく前に、たいてい次のどれかが起きています。1つだけなら様子を見る余地がありますが、2つ以上が重なっていると、故障が単発の偶然ではなくなっていると考えます。
- 内線が鳴らない、つながらないことが月に1回以上ある
- 特定の電話機だけ、保留や転送が効かないときがある
- 主装置の電源を入れ直すと直る、という対処が定着している
- 受話器の音に雑音が混じる、通話が急に切れることがある
- メーカーや販売店から部品供給終了・保守終了の案内が届いた
- 人が増えて、電話機を足したいのに主装置の収容数が足りない
- 停電のあと、設定が戻らなかった/時計がずれたままになる
この中でいちばん重いのは「電源を入れ直すと直る」が定着していることです。これは主装置側で処理が詰まっているか、内部の部品が劣化しているサインで、再起動で直るうちは軽く見えますが、直らなくなった日が全停止の日になります。
「月に1〜2回、内線が鳴らない」も同じ性質です。頻度が低いので後回しにされますが、間隔が短くなっていくのがこの症状の特徴です。記録を取ると判断しやすくなるので、いつ・どの電話機で・どんな症状が出たかをメモしておいてください。これは見積りを取るときの材料にもなります。
壊れてから動くと、何日止まるのか
ここが、更新を後回しにするかどうかの分かれ目です。そして比較サイトにあまり書かれていない部分です。電話が止まる日数は、壊れた場所ではなく「部品が手に入るか」で決まります。
配線や設定だけなら1〜2営業日
ケーブルの断線、モジュラーの接触不良、設定データの飛びといった範囲であれば、部品を待つ必要がないので1〜2営業日で復旧できるのが一般的です。設定データだけの復旧なら、その日か翌日に戻ることもあります。
部品交換・主装置交換になると10営業日以上
主装置の内部ユニットや本体の交換が必要になると、機器の手配だけで10営業日以上かかることがあります。これは業者の腕ではなく、部品や機器の発注と入荷にかかる時間です。さらに部品保有期間が終わっている機種だと、そもそも交換部品が出てこないので、システムごとの入れ替えになります。
止まる日数は「手配」+「工事日程」+「代替の有無」
実際に電話が使えない日数は、機器が届くまでの時間だけでは決まりません。次の3つが足し算になります。
| 止まる日数を決めるもの | 何で変わるか | 先に手を打てるか |
|---|---|---|
| 機器・部品の手配 | 部品保有期間内か。在庫があるか | 機種名と型番を先に調べておけば分かる |
| 工事日程の確保 | 繁忙期や年度末は工事の枠が埋まる。急な依頼ほど後ろに回る | 計画的な更新なら、こちらが日を選べる |
| 代替機の有無 | 保守契約の内容。古い機種だと代替機自体がない | 契約書で範囲を確認しておく |
| 回線側の切替 | 回線の種類を変える場合は事業者側の工程が入る | 更新と同時にやるなら余裕を持って組める |
- 代替機を出してもらえる可能性がある。まず受発信を戻せる
- 部品在庫があるので、修理という選択肢が残る
- 連絡先と出動の範囲が決まっているので、初動が早い
- この場合は落ち着いて、修理と入れ替えを比べられる
- 代替機がそもそも用意できないことがある
- 部品がないため、修理ではなくシステム全体の入れ替えになる
- 機器の手配と工事の枠を、止まったまま待つことになる
- この状態だと、提示された1社の見積りを飲むしかなくなる
後回しの本当のコストは、機器代ではなく「比べられなくなること」です。止まっている状態で相見積もりは取れません。動いているうちに動くと、工事日も業者も自分で選べます。
- 主装置の型番(本体のラベルに書いてあります)と、設置した年
- 保守契約があるか。あるなら代替機の提供が範囲に入っているか
- 止まったとき、どの番号にどう転送するかを決めてあるか
- 代表番号への着信を、当面どこで受けるか(携帯への転送を含む)
主装置の型番が分かれば、部品保有期間がいつ切れるか、修理できる状態かを調べられます。ここが分かるだけで、急ぐ話なのか来年でいい話なのかが決まります。
2024年のIP網移行で、結局なにが変わったのか
この話は、売り込みの口実に使われてきました。先に結論を書きます。お客さま側の手続きも工事も不要で、電話番号も電話機もそのまま使えます。切替工事中に通話が切れることもありませんでした。NTT東日本・NTT西日本がどちらも公式にそう案内しています。
2024年1月1日から地域ごとに段階的に切り替わったのは、NTTの局内設備です。従来の交換機が維持の限界を迎えるため、局側の設備をIP網に載せ替えたという工事で、会社の中にある主装置や電話機を触る話ではありません。NTT西日本のエリアである香川県内も、2024年1月に局内設備の切替を実施済みです。
変わったこと
変わったのは主に料金体系です。基本料金はそのままで、固定電話への通話料金が距離によらない全国一律(9.35円/3分)になりました。県外への通話が多い会社では下がっています。あわせてマイラインと各種割引サービスが終了したので、遠距離割引を前提に組んでいた会社は、いまの請求書と昔の請求書で構成が変わっています。
変わらなかったこと
電話番号、電話機、宅内の配線、そして加入電話の基本料金です。「IP網移行で電話が使えなくなる」という説明は、事実ではありません。国民生活センターも、IP網移行に便乗した光回線などの販売勧誘に注意するよう呼びかけています。
提案を受けたら、「うちの何が使えなくなるのか、サービス名で教えてください」と聞いてください。答えがINSネットのディジタル通信モードやそれを使う機器なら、実在する話です。「固定電話が廃止になる」「アナログ回線が使えなくなる」という説明であれば、事実と違います。
INSネットを使っている会社だけ、2028年12月の期限がある
ここだけは、実在する期限です。ただし対象になるのはINSネット(ISDN)を契約している会社で、加入電話(アナログ)だけの会社には関係ありません。
2段階で終わる
INSネットには「通話モード」と「ディジタル通信モード」があります。ディジタル通信モードは2024年1月から地域ごとに段階的に終了しました。データ通信に使っていた機器はここで影響を受けています。
移行が間に合わないお客さま向けに、NTTは当面の対応策として「切替後のINSネット上のデータ通信(補完策)」を提供しています。既存のINSネット対応端末でデータの送受信は続けられますが、従来と同じ品質ではなく、伝送遅延が生じて処理時間が増えるとNTT自身が案内しています。そしてこの補完策も、2028年12月31日で終了します。
そのうえで、INSネット(INSネット64/64・ライト/1500)そのものが2028年12月31日でサービス提供終了です。この日を過ぎると通話モードも使えません。新規・移転の申し込み受付は2024年8月31日で終わっているので、いまから増設や移設をする前提には立てません(2026年9月時点)。
| 時期 | 何が起きたか/起きるか | 影響を受ける会社 |
|---|---|---|
| 2024年1月 | 局内設備がIP網へ。ディジタル通信モードは段階的に終了 | データ通信でINSを使っていた会社 |
| 2024年8月31日 | INSネットの新規・移転の受付が終了 | これから増設・移設したい会社 |
| 2028年12月31日 | INSネットのサービス提供が終了。補完策も同時に終了 | INSネットを契約しているすべての会社 |
| 期限なし | 加入電話(アナログ)はそのまま利用できる | —(IP網移行で番号・電話機は変わらない) |
建設会社で見落としやすいのは電話以外
「うちはINSなんて使っていない」という会社でも、電話以外の機器がINSにつながっていることがあります。実際に確認が必要なのは次のあたりです。
- G4規格のFAX(図面のやり取りに使っている古いFAX)
- 取引先とのEDI・受発注端末(元請けから指定された専用端末を含む)
- 機械警備の通報装置。夜間・休日の異常を通報する回線
- クレジット決済端末(CAT)、POS
- 現場や資材置き場の遠隔監視・遠隔検針の装置
- エレベーターや設備の遠隔監視の通報回線
これらは電話の更新とは別の担当先が入っていることが多いため、電話だけ替えて安心していると、2028年に別の場所で止まります。回線の請求書を1枚ずつ見て、INSネットの回線使用料が載っているかを確認するのがいちばん確実です。載っていたら、その回線に何がつながっているかを1本ずつ棚卸ししてください。
警備装置やEDIの移行は、機器を替えるだけでは終わりません。取引先や警備会社の側の対応が必要になることがあり、相手の都合で日程が決まります。2028年に近づくほど、同じことをする会社が集中します。回線の棚卸しだけなら、いまできます。
選択肢は3つ — 主装置の入れ替え/中古/クラウドPBX
更新の方法は大きく3つで、どれが良いという順位はありません。人数の増減の見通し、社外で電話を受ける必要があるか、ネット回線の品質の3点で向き不向きが決まります。
| 選択肢 | 向いている会社 | 先に確認すること |
|---|---|---|
| 新品の主装置に入れ替え | 事務所で電話を受けるのが中心。台数が安定していて、通話の安定を最優先する会社 | 収容数に余裕があるか。何年使う前提の機種か |
| 中古の主装置 | 初期費用を抑えたい。数年で移転や体制変更の予定がある | その機種の部品保有期間が何年残っているか。保守を受けられるか |
| クラウドPBX | 現場や車の中でも会社の番号で受けたい。拠点や人の増減が多い | 事務所のネット回線とWi-Fiの品質。停電時にどうするか |
中古は「安い」ではなく「残り年数を買う」
中古は本体の費用を大きく下げられますが、買った時点で部品保有期間の残りが短いのが本質です。12年目の設備を、部品残り2年の中古に替えると、数年後に同じ相談をすることになります。中古を選ぶなら、機種の製造終了年と部品保有期間の残り、保守を受けられるかどうかを必ず確認してください。「あと何年もたせたいか」が3年以内なら合理的な選択です。
クラウドPBXは主装置を置かないぶん、回線が生命線になる
主装置を社内に持たず、インターネット経由で内線・外線を扱う仕組みです。現場や外出先のスマホを内線として使えるので、人が事務所にいない時間が長い会社では効きます。台数の増減も設定で対応できます。
一方で、音声がインターネット回線に乗るため、回線の混雑や帯域不足がそのまま通話品質に出ます。停電やルーターの故障、通信障害のときに電話が使えなくなる点も、主装置とは性質が違います。事務所のネット環境が不安定なままクラウドPBXに替えると、故障が減る代わりに「聞こえない」「切れる」という別の苦情に変わります。
- 社員の多くが現場・外出で、事務所の在席時間が短い
- 会社の代表番号を、現場のスマホでも受けたい
- 人の増減が多く、電話機の台数が読めない
- 事務所の光回線が安定していて、有線LANが使える
- 受発注の電話が事務所に集中し、途切れると業務が止まる
- FAXや警備装置など、既存の回線につながる機器が多い
- ネット回線やWi-Fiが不安定で、まず直すべきはそこ
- 停電時にも一定時間は電話を使える状態を残したい
ネット回線やWi-Fiが不安定な状態でクラウド側に寄せる判断は、順番が逆です。その場合はネットワーク側の切り分けを先に済ませてから、電話の方式を決めます。
費用の内訳と、見積で必ず分けてもらう項目
ビジネスフォンの入れ替え費用は「機器代」と「工事代」の2つに分かれ、比較で差が出るのは工事代のほうです。まず世の中の相場感を置きます。
台数別の相場(新品・中古)
公開されている相場をまとめると、おおよそ次のとおりです。25名規模で電話機を15〜20台入れるなら、11〜30台の帯で見ます。
| 電話機の台数 | 新品(機器+工事の合計目安) | 中古(同) |
|---|---|---|
| 〜5台 | 約30〜50万円 | 約10〜20万円 |
| 6〜10台 | 約60〜100万円 | 約30〜70万円 |
| 11〜30台 | 約100〜300万円 | 約50〜120万円 |
「取付工事一式」と書かれた見積りは比べられない
いちばん注意したいのがここです。工事代が「ビジネスフォン取付工事一式」の1行だと、何をいくらでやるのかが分からず、他社と比べられません。通常は次のように分かれます。
- 機器代:主装置本体、据置用品、停電用バッテリー
- 機器代:外線ユニット、内線ユニット、単体電話機ユニット(何台まで収容できるかの説明つきで)
- 機器代:多機能電話機の台数とボタン数。コードレスの台数
- 工事代:派遣費(人数と、交通費・駐車場代を含むか)
- 工事代:主装置の設置・データ設定
- 工事代:電話機の設置(1台あたりいくら×台数)
- 工事代:FAXの内線収容(1台あたりいくら×台数)
- 工事代:部材費(電話配線、ローゼットなどのケーブル・部品)
- 工事代:夜間・休日に作業する場合の割り増しが含まれているか
- 保守:年額と、出動の範囲。代替機の提供が入るか
- 既存設備の撤去と処分の費用
- 回線側の工事費・工事日程(回線の種類を変える場合)
ユニット類は型番だけ書かれても判断できません。「電話機を何台まで接続できるユニットか」という説明を付けてもらうと、本当に必要な構成かどうかを自分で確かめられます。不要なユニットやライセンスが混ざっていないかは、この説明があるかどうかで見えます。
古い主装置と電話機の撤去・処分、使わなくなった配線の扱いは、抜けやすい項目です。あとから請求されると総額が動きます。「残置」なのか「撤去」なのかを、見積りの中で言葉にしてもらってください。
電話番号は継続できるのか
更新のときにいちばん心配されるところです。結論としては多くの場合は継続できますが、条件があるので分けて書きます(2026年9月時点)。
主装置を入れ替えるだけなら、番号はそのまま
回線を変えず、社内の主装置と電話機だけを新しくする更新であれば、電話番号は当然そのままです。代表番号もダイヤルインの番号も変わりません。ここは心配のいらない範囲です。
回線やサービスを変える場合は、番号ポータビリティで見る
アナログやINSからひかり電話などへ移す場合、また事業者を変える場合は、番号ポータビリティの話になります。2025年1月から「双方向番号ポータビリティ」の受付が始まり、事業者間で番号を移せる範囲が大きく広がりました。NTTの加入電話・ISDNで取得した番号、ひかり電話や光コラボで取得した番号なども、多くの場合は移せます。
それでも番号が変わるとき
次の場合は番号を維持できません。ここは制度ではなく仕組みの話です。
- 主装置だけを入れ替える(回線はそのまま)
- 同じ市外局番のエリア内で、回線やサービスを変える
- 市外局番付きの固定電話番号を、対応する事業者へ移す
- 市外局番の違うエリアへ事務所を移転する(番号は地域に紐づく)
- 050番号を使っている。050はポータビリティの対象外
- 移行先のサービスが、その市外局番エリアに対応していない
- 契約名義が実態と合っていない、休止・未払いがある
もう一つ、見落とされやすい点があります。番号ポータビリティで既存の回線を解約すると、社内から固定電話の回線そのものが無くなります。110番・119番といった緊急通報を事務所の固定電話から確実にかけたい場合は、既存回線を残して宅内に機器を置く構成にするなど、別の組み方を検討します。建設業だと事故対応で緊急通報を使う場面があるため、ここは先に決めてください。
「番号は変わりませんか」ではなく、「この番号は継続できますか。できない場合はなぜですか」と番号を挙げて聞いてください。代表番号、FAX番号、ダイヤルインの番号を一覧にして渡すと、答えが具体的になります。移行できない番号があれば、その1本だけ回線を残すという打ち手もあります。
相見積もりの取り方
比べられる見積りにするには、こちらから出す条件をそろえる必要があります。条件が違う見積りを3社集めても、安い順に並ぶだけで判断材料になりません。
- いまの主装置の型番と設置年、電話機の台数、コードレスの有無
- FAX、警備装置、決済端末など回線につながっている機器の一覧
- 回線の種類(加入電話/INSネット/ひかり電話)と回線数
- 継続したい電話番号の一覧(代表・FAX・ダイヤルイン)
- 従業員数と、3年後の増減の見通し
- 現場・外出先で会社の番号を使いたいか
- 機器代と工事代を、項目ごとに分けて出してもらう
- 保守の年額と出動の範囲。代替機の提供が入るか
- 工事は何日か。電話が止まる時間はどのくらいか
- 既存設備の撤去・処分費が含まれているか
- 納期。発注から工事完了まで何週間か
そして、社長に説明する材料として効くのは金額の比較表よりも「いま故障したら何営業日止まるか」です。型番から部品保有期間を調べ、保守契約の範囲を確認すれば、この日数はおおよそ答えが出ます。止まる日数と、更新にかかる費用を並べると、後回しにするかどうかの判断になります。
エムアイサービスは2005年から高松で通信設備を扱っています。ビジネスフォンはNTT西日本の一次特約店として、ナカヨの機器も扱います。電話・回線・ネットワーク・複合機・防犯・ナースコールまで見るので、「電話は替えたが警備装置の回線が残っていた」という抜けを一緒に確認できます。内装工事は承っていません。
香川県内の現地調査とお見積りは無料です。型番が分からなくても、現地で確認します。電話設備が古くて不安という段階のご相談でも構いません。
エムアイサービス株式会社が書いています。香川県高松市で2005年から、オフィスの電話・回線・ネットワーク・複合機・防犯設備・ナースコールの設置と保守をしている会社です。数字と制度は、公開されている資料に当たって確かめたうえで載せています。現場で見た範囲の話と、資料で確かめた話は、本文の中で書き分けています。
内容に誤りを見つけられた場合は、お問い合わせからお知らせください。確認して直します。
- 国税庁「主な減価償却資産の耐用年数表」— デジタル構内交換設備・デジタルボタン電話設備が6年、その他のものが10年であること
- NTT東日本 報道発表「固定電話(加入電話・INSネット)のIP網移行を2024年1月1日から順次開始」— 手続き・工事は不要、電話番号と電話機はそのまま使えること、通話料金が全国一律になること
- NTT西日本「INSネットのサービス終了について」およびNTT東日本「INSネットをご利用の事業者さまへ」— 新規受付の終了が2024年8月31日、サービス提供終了が2028年12月31日、補完策に伝送遅延が生じること(2026年9月時点)
- 国民生活センター 注意喚起資料 — IP網移行に便乗した光回線などの販売勧誘への注意
- ビジネスフォンの部品保有期間・故障時の復旧日数に関する解説(OFFICE110、エー・エヌ・エスほか)— 製造打ち切り後おおむね7年、配線のみなら1〜2営業日、機器交換が必要な場合は10営業日以上
- ビジネスフォン導入価格の相場と見積書の内訳に関する解説(アイブリー、エフプライズほか)— 台数別の価格帯、工事代を派遣費・設置費・設定費・部材費に分けて見ること
- 固定電話番号ポータビリティの解説(NTT東日本コラム、03plus)— 2025年1月からの双方向番号ポータビリティ、050番号は対象外であること
主装置の型番が分かれば、急ぐ話かどうかが分かります。
部品保有期間の残りと保守の範囲を確認し、いま故障したら何営業日止まるかをお伝えします。香川県内の現地調査・お見積りは無料です。相談だけでも構いません。

