お役立ち情報 / ネットワーク・Wi-Fi
オフィスのWi-Fiが遅い・切れる。
原因の切り分け方
夕方になるとWeb会議が切れる。社長から「回線を速いプランに変えれば直るのか」と聞かれている。先に答えを書くと、たいてい直りません。順番に測れば、お金をかける前に原因は絞れます。
Wi-Fiが遅い・切れるという相談で、いちばん多い間違った打ち手が「回線を速いプランに変える」と「アクセスポイントを買い足す」の2つです。どちらも月々の支払いか初期費用が増えますが、症状はそのまま残ることがあります。
先に測るべきものがあります。有線LANでつないで測る。これだけで、原因が「回線側」か「建物の中」かがほぼ分かれます。費用はかかりません。
- 2.4GHzで重ならないチャネル
- 3つ
- AP1台に載せる端末数の目安
- 30台
- DFSが働いたときの停止
- 60秒
- 香川県内の現地調査
- 0円
1・6・11の3つだけ。同じフロアに4台目を置くと、2.4GHzは必ずどこかで重なります。
業務用途で20〜30台。Web会議が多い部署は15台以下まで下げます。
レーダー波を検知してチャネルを移ると、最低60秒は通信が止まります。
お見積りまで無料です。相談だけでも構いません。
先に結論 — 回線を速いプランに変えても、たいてい直らない
回線のプランは「建物の出口の太さ」です。出口を太くして直るのは、出口で詰まっているときだけです。夕方だけ切れる、特定の席だけ遅い、会議室に入ると急に不安定になる。こうした症状は出口の太さの話ではないので、プランを上げても月額が増えるだけで終わります。
Web会議が求める帯域は、思っているより小さい
Microsoftが示しているTeamsの目安は、HD品質の1対1通話で1.5Mbps前後、グループ通話で2〜2.5Mbps、画面共有をしながらで3〜4Mbpsです。40名の会社で仮に10名が同時に画面共有つきの会議をしても、合計は40Mbpsほど。100Mbpsや1Gbpsの回線に対して、まだ余裕があります。
それでも会議が切れるのは、足りていないのが「太さ」ではなく「安定さ」だからです。会議の品質を決めるのは往復遅延・ジッター(遅延のばらつき)・パケットロスの3つで、目安は往復遅延150ミリ秒未満、ジッター30ミリ秒未満、パケットロス1%未満とされています。この3つは、回線プランを上げても改善しません。むしろ社内の電波や機器で悪化します。
- 有線でつないでも遅い
- 全員が同じように遅い
- 朝でも夕方でも変わらず遅い
- 上り速度が10Mbpsを切っている
- 有線に挿すと問題なく速い
- 遅いのは一部の席・一部の部屋だけ
- 夕方や会議が重なる時間だけ症状が出る
- 会議中に「数十秒だけ」落ちて復帰する
右側に当てはまるなら、原因は建物の中にあります。この見分けが付く前に契約を触らないでください。回線は解約金と工期がある契約なので、いちばん後戻りしにくい打ち手です。
3つの質問で原因の範囲が絞れる
専門の道具がなくても、社内で答えられる3つの質問があります。この3つの答えで、疑う先が回線・機器・電波のどれかにほぼ寄ります。総務の方がこれを押さえていれば、業者と話すときの精度が一段上がります。
下の表は、実際にご相談でよく聞く症状と、まず疑うところの対応です。断定するための表ではなく、調べる順番を決めるための表として使ってください。
| 症状 | まず疑うところ | 最初にやること |
|---|---|---|
| 夕方だけ会議が切れる | 電波の混雑、またはDFSによるチャネル変更 | 同じ時間に有線で測る。管理画面でチャネル変更履歴を見る |
| 特定の席・部屋だけ遅い | 電波が届いていない。壁・什器・距離 | その場所の電波強度を測る。席とAPの位置関係を確認 |
| 会議中に数十秒だけ落ちる | DFS対象チャネル(W53・W56)を使っている | 会議室のAPをDFS不要の帯域に固定できるか確認 |
| 移動すると急に遅くなる | 端末が遠いAPにつながったままになっている | APの送信出力とローミング設定を確認 |
| 全員が一日中遅い | 回線・UTM・スイッチのどこかが詰まっている | 有線で速度を測る。UTMの負荷とスイッチのリンク速度を見る |
| Wi-Fiだけ遅く、有線は速い | AP台数・チャネル設計・機器の世代 | 接続端末数を数える。AP1台あたりの負荷を出す |
有線で測る。これだけで無駄な出費がかなり防げる
いちばん費用対効果が高い作業がこれです。LANケーブルを1本用意して、症状が出る時間帯に、有線で測る。それだけで「回線側か、無線側か」という最大の分岐が決まります。
測るのは速度だけではない
速度測定サイトの数字だけを見ても、会議が切れる理由は分かりません。会議の品質を左右するのは遅延のばらつきとパケットロスなので、連続pingを流してロス率を見るところまでやります。Windowsならコマンドプロンプトから100回ほどpingを送れば、何%が届かなかったかが出ます。ここが数%出ているなら、それは帯域の問題ではありません。
- 症状がいちばん出る時間帯に測る。夕方に切れるなら夕方に測る
- ルーターにいちばん近いスイッチのポートから測る
- 下りだけでなく上りも測る。会議で効くのは上り
- 連続pingを100回ほど流し、パケットロスの割合を記録する
- 同じことをWi-Fiでも、同じ席・同じ時間帯で測って比べる
- 朝と夕方の2回測り、差があるかを見る
- 測った値は日付・時刻・場所とセットで残す
この記録があると、業者に相談したときの話が一気に短くなります。「夕方に有線で測ったら問題なかった」という一行が、回線プランの見直しという数十万円の判断を止めます。逆に有線でも遅ければ、回線・UTM・スイッチのどれかという範囲に絞れます。
古いスイッチや、机の下に置かれた小型ハブが1台だけ100Mbpsで動いていて、そこを通る人だけ遅い、という現場は珍しくありません。ランプの色や管理画面でリンク速度を確認するだけで見つかることがあります。ケーブルがCat5のままという場合も同じです。
遅くなる原因は5つ
切り分けができたら、次は原因の候補を絞ります。オフィスのWi-Fiが遅い・切れる理由は、突き詰めると次の5つに収まります。
1. 電波の取り合いが起きている
Wi-Fiは、同じチャネルを使っている全員で1本の道路を共有する仕組みです。同時に通信する端末が増えるほど、1台あたりの順番待ちが長くなります。夕方だけ遅い会社は、まずここです。Web会議は途切れずに送り続ける通信なので、順番待ちが延びた瞬間に音が飛び、映像が止まります。
2. 電波が届いていない
コンクリート壁、金属製のロッカー、書庫、パーティション。これらは電波を大きく減らします。特に5GHz帯は障害物に弱く、壁1枚で体感が変わります。図面の上では届いているように見えても、什器を置いたあとに死角ができている、というのはよくある話です。
3. 有線側で詰まっている
APを新しくしても、その先のスイッチが古ければ意味がありません。100Mbpsのポート、カスケード接続を重ねた小型ハブ、給電容量の足りないPoEスイッチ。APの性能を出せていない原因が、天井裏の配線にあることは頻繁にあります。
4. 出口で詰まっている
UTMやファイアウォールが処理能力の上限に達していると、回線が太くても速度が出ません。導入から年数が経ち、社員数と通信量が増えているのに機器はそのまま、という状態です。VPNを常時接続していて、社内向けの通信まで遠回りしている構成も同じ症状になります。
5. 端末側の問題
省電力設定で無線アダプタの電源が切られる、ドライバが古い、セキュリティソフトが通信を握っている。全社ではなく特定の1人だけが遅いときは、まずここを疑います。設備を触る前に確認すべき範囲です。
アクセスポイントを増やすと、かえって悪くなることがある
ここがこの記事でいちばんお伝えしたいところです。「電波が弱いなら台数を増やそう」は自然な発想ですが、設計せずに増やすと、増やす前より遅くなります。しかも増やしたあとなので、原因として疑われにくい。
理由1:同じチャネルが重なる
2.4GHz帯で電波が重ならないチャネルは1・6・11の3つだけです。つまり同じフロアに4台目を置いた時点で、2.4GHz帯はどこかで必ず重なります。同じチャネルが重なると、隣のAPの通信を「誰かが喋っている」と認識して自分は黙るので、両方のAPが遅くなります。台数を増やしたのに全員が遅くなる、という不可解な現象の正体はこれです。
理由2:電波を出し過ぎている
「弱いなら強くすればいい」と送信出力を最大にすると、1台あたりの電波の届く範囲が広がりすぎて、隣のAPの範囲に深く食い込みます。結果として重なりがさらに増えます。無線の設計で目指すのは「強さ」ではなく「均一さ」で、実務では出力をむしろ下げて、1台が受け持つ範囲を小さく整えます。増設したAPを初期設定のまま天井に付ける、というのが最も起こりやすい失敗です。
理由3:端末が近いAPに移ってくれない
どのAPにつなぐかを決めるのはAP側ではなく端末側です。端末は「今つながっているAPの電波がまだ届いている」と判断すると、すぐ近くに空いているAPがあってもつなぎ替えません。これをスティッキー(貼り付き)と呼びます。
厄介なのは、この1台が全体を巻き込むことです。遠いAPに弱い電波でつながっている端末は、通信の失敗と再送を繰り返します。再送はそのぶん電波の時間を占有するので、同じAPにつながっている他の人まで遅くなります。会議室に移動したときだけ不安定になる、という症状はこれで説明が付くことが多いです。
- 送信出力を下げて、1台が受け持つ範囲を適正にする
- 一定より弱い端末を切り離し、近いAPへ移るよう促す設定を入れる
- 2.4GHz帯は必要な機器のためだけに残し、5GHz帯を主役にする
- APどうしが同じチャネルにならないようチャネルを割り当て直す
- 混んだ帯域から空いた帯域へ端末を誘導する機能を有効にする
これらは機器を買い足さずに試せます。設定の見直しで足りるのか、本当に台数が足りないのかは、電波を測れば分かります。順番は「測る → 設定を整える → それでも足りなければ増やす」です。増やすのは最後です。
いま何台のAPが、どのチャネルで、どれだけの端末を抱えているか。ここが分かるだけで、買い足すべきか設定で足りるかが決まります。
家庭用ルーターと法人用アクセスポイントの境目
「家電量販店で売っているWi-Fiルーターではだめなのか」もよく聞かれます。10名程度までなら成立することもありますが、40名規模で複数台を並べる段階になると、家庭用では設計ができません。境目は速度ではなく、次のところにあります。
| 見るところ | 家庭用ルーター | 法人用アクセスポイント |
|---|---|---|
| 同時接続 | カタログ値は大きいが、実用は数十台まで | 業務用途で1台20〜30台に抑えて設計する |
| 複数台の連携 | 各機がばらばらに動く。チャネルも出力も揃わない | 全台のチャネルと出力をまとめて管理できる |
| 電源 | コンセントが必要。設置場所が床や棚に限られる | LANケーブルから給電(PoE)。天井に付けられる |
| ネットワーク分離 | ゲスト用SSIDはあるが、社内網との分離は簡易 | VLANで来客・社内・機器を分けられる |
| ローミング | 端末任せ。移動すると切れやすい | 近いAPへ移るよう促す設定を入れられる |
| 故障時 | 買い直して設定し直す | 設定を保持したまま交換できる |
PoEの給電容量は先に確認する
法人用APは天井や壁の高い位置に付けるので、LANケーブル1本で通信と電源をまとめて送るPoEを使います。ここで見落とされるのがスイッチ全体の給電容量です。PoEには1ポートあたりの上限と、スイッチ全体で配れる合計電力の2つがあります。8ポート全部にPoE+(1ポート30W)を流すには合計240W必要ですが、実際に売られている8ポートのPoEスイッチには合計120W程度のものも多くあります。
容量が足りないと、APは電力不足を検知して省電力モードで動きます。片方の周波数帯が止まる、速度が出ないといった症状が出るのに、機器は故障していないので原因にたどり着きにくい。「新しいAPに替えたのに遅い」という相談の裏に、これが隠れていることがあります。カタログの「PoE給電容量(W)」は必ず確認してください。
エムアイサービスでは、ルーターはYAMAHA、UTMはWatchGuardを扱っています。機器の選定は、いま使っている環境と測った結果を見てから決めます。詳しくはネットワーク・セキュリティのページに載せています。
2.4GHzと5GHz、DFSで会議が切れる話
周波数帯の話は難しく見えますが、会議が切れる理由の説明としては、ここを知っているかどうかで差が付きます。総務の方が社長に説明するとき、この章の内容が使えます。
2.4GHzで使えるチャネルが3つしかない理由
日本の2.4GHz帯は、2400〜2483.5MHzのあいだに5MHz刻みで13チャネルが並んでいます。ところがWi-Fiの通信には1チャネルあたり約20MHzの幅が必要です。5MHz刻みに並んだところへ20MHz幅を置くので、隣どうしは大きく重なります。重ならずに置くには5チャネル以上(25MHz以上)離す必要があり、その結果として取れるのが1・6・11の3つだけ、ということです。
5GHzには、電波法で決まった区分がある
5GHz帯は3つの区分に分かれていて、それぞれ扱いが違います。ここを知らずに「5GHzなら速いから」と設定すると、会議が切れる原因を自分で作ることになります。
| 区分 | DFS | 特徴 |
|---|---|---|
| W52(5.2GHz帯) | 不要 | レーダーで切れない。会議室に向く。屋内前提で考える帯域 |
| W53(5.3GHz帯) | 必要 | 気象レーダーの帯域と重なる。屋内限定 |
| W56(5.6GHz帯) | 必要 | チャネル数は多い。屋外も可だがレーダー検知は起きる |
| 6GHz帯(Wi-Fi 6E・7) | 不要 | 混雑が少なく屋内限定。ただし電波は飛びにくい |
DFSは故障ではない。仕様どおりに切れている
W53とW56は気象レーダーや航空レーダーと同じ周波数を使うため、レーダー波を検知したらAPが電波を止めて別のチャネルへ移る機能(DFS)の搭載が義務付けられています。優先権はレーダー側にあるので、Wi-Fi側が譲ります。
問題は移ったあとです。移動先のチャネルでも、レーダーがいないことを60秒間かけて確認してからでないと電波を出せません。つまりDFSが働くと、少なくとも1分間は通信が止まります。さらに元のチャネルは30分間使えません。
「会議中に急に落ちて、しばらくしたら戻った」「特定の曜日や天候のときに起きる気がする」。この症状はDFSで説明が付くことがあります。機器の故障ではないので、APを交換しても再発します。APの管理画面にチャネル変更の記録が残っていれば、そこで確認できます。
切断を許容できない会議室のAPを、DFSが不要なW52に固定する。これだけで会議中の突然の切断が止まることがあります。機器を買い替えずに、設定だけで試せる打ち手です。ただしW52はチャネル数が限られるため、フロア全体をW52で埋めると今度は同一チャネルの重なりが起きます。どこを固定してどこを自動に任せるかは、フロア単位で決める話です。
Wi-Fi 6・6E・7は、いま入れる意味があるか
規格の違いは、ざっくり言うと使える周波数帯の広さです。Wi-Fi 6は2.4GHzと5GHz、6Eはそこに6GHz帯が加わり、7はさらに帯域幅を広げ、複数の帯域を同時に使う仕組みが入りました。
実務での判断はこうです。いま2.4GHzと5GHzが混み切っているなら、6GHz帯が使える機器には意味があります。新しく空いた帯域なので取り合いが起きにくく、DFSもありません。一方で、6GHz帯は周波数が高いぶん壁や什器で減衰しやすく、同じ面積をカバーするのに必要な台数はむしろ増えます。「新しい規格だから少ない台数で済む」は逆です。
また、APを新しくしても端末側が対応していなければ効果は出ません。6GHz帯を使うには端末側の対応と暗号化方式の条件もあります。40名規模で、いまの症状が混雑ではなくチャネル設計や出力にあるなら、規格を上げるより先に設計を直すほうが安く効きます。
現地調査では何を測るのか
無線の現地調査はサイトサーベイと呼ばれます。「電波の強さを測るだけ」と思われがちですが、実際に見るのはもっと広い範囲です。何を測るかを知っておくと、出てきた提案の根拠を確認できます。
- 各エリアの電波強度。業務利用なら−67dBm以上を目安にする
- 雑音に対する信号の余裕(SNR)。25dB以上が一つの目安
- いま使われているチャネルと、その混み具合
- 近隣テナントや電子レンジなど、外からの干渉源
- 既設のAPの台数・設置位置・送信出力・チャネル
- 時間帯ごとの接続端末数と、ピーク時の分布
- スイッチのポート速度、PoEの規格と合計給電容量
- 什器・壁・書庫の位置と、そこでの電波の落ち方
- 移動したときに近いAPへ移れているか
- フロア図と、実際の座席・会議室の使われ方
調査には、機器を置く前に現状を測る方法と、実際にAPを仮設置して測る方法があります。移転や新設なら後者が確実ですが、いま困っている状態を直すなら、まず現状を測るところからで足ります。
ここで大事なのは、台数の根拠を示せるかどうかです。現地を測らずに「とりあえず多めに」と提案する業者と、測ったうえで必要な台数を出す業者では、無線まわりの金額が大きく変わります。見積りを受け取ったら「この台数の根拠は何ですか」と一言聞いてください。答えられない見積りは、そこに余裕を持たせているだけです。
費用の目安
ここに書く数字は、複数の事業者が公開している一般的な相場です。エムアイサービスの料金表ではありません。建物と既存設備で大きく動くので、幅としてご覧ください。
| 項目 | 目安 | 金額が動く理由 |
|---|---|---|
| 法人用AP(1台) | 3万〜10万円 | 対応規格、アンテナ性能、管理方式で差が出る |
| PoEスイッチ | 5万〜15万円 | ポート数と、合計で配れる給電容量(W)で決まる |
| LAN配線工事 | 1本あたり5千〜1.5万円 | ここが最も動く。天井裏・壁内・既設配管の有無で倍近く変わる |
| 設計・設定費 | 10万〜40万円 | 台数、ネットワーク分離、認証方式の複雑さによる |
| クラウド管理ライセンス | 1台あたり年5千〜1.5万円 | 製品により3年・5年一括のものもある |
いちばん安く済む打ち手から順に
設備を入れ替える前に、費用のかからない順に試せることがあります。この順番で進めると、結果的にいちばん安く収まります。
- 0円/有線で測る。時間帯を変えて2回、上りとパケットロスまで見る
- 0円/APの管理画面で、チャネル・出力・接続端末数・変更履歴を確認する
- 0円/会議室のAPをDFS不要の帯域に固定してみる
- 0円/送信出力を下げ、2.4GHz帯を絞って5GHz帯を主役にする
- 低額/古いスイッチや100Mbpsのポート、劣化したケーブルを交換する
- 中額/測った結果に基づいてAPを増設し、チャネルを設計し直す
- 高額/UTM・ルーターの入れ替え、回線プランの見直し
多くの相談は、上から4つ目までで症状が軽くなります。最初に手を付けたくなる「回線プランの見直し」が、いちばん下にあることを覚えておいてください。
エムアイサービスは2005年から高松で通信設備を扱ってきました。電話・回線・ネットワーク・複合機・防犯・ナースコールが対象で、内装工事は承っていません。香川県内の現地調査とお見積りは無料です。いまの機器の型番が分からなくても、どこで何が起きているかから伺います。
エムアイサービス株式会社が書いています。香川県高松市で2005年から、オフィスの電話・回線・ネットワーク・複合機・防犯設備・ナースコールの設置と保守をしている会社です。数字と制度は、公開されている資料に当たって確かめたうえで載せています。現場で見た範囲の話と、資料で確かめた話は、本文の中で書き分けています。
内容に誤りを見つけられた場合は、お問い合わせからお知らせください。確認して直します。
- 総務省 情報通信審議会 答申資料および「DFS高度化」資料 — DFSの技術基準、運用前60秒のチャネル可用性確認、レーダー検出時は10秒以内に退避し当該周波数を30分間回避する規定
- 日経クロステック「無線LANの正しい構築法」 — 2.4GHz帯が5MHz刻み13チャネルでありながら通信に約20MHz必要なため、重ならないのは1・6・11の3つに限られる理由
- 法人向け無線LAN設計の解説記事(BTNコンサルティング、コムネットワーク、ardent) — AP1台あたり20〜30台、Web会議中心なら15台以下という設計目安、PoEの規格別給電上限とスイッチ全体の給電容量の考え方
- サイレックス・テクノロジーおよびネットワーク設計系の技術記事 — スティッキー端末が再送を増やし、同じAPにつながる他の端末まで巻き込む仕組みと、送信出力を下げる対処
- Microsoft公式ドキュメントおよび解説記事 — Teamsの帯域目安(グループ通話2〜2.5Mbps、画面共有併用3〜4Mbps)と、往復遅延150ms未満・ジッター30ms未満・パケットロス1%未満という品質の目安
- ネットワーク構築費用の相場記事(セキュリティチョイス、NET INNOVATION、オブライト)— AP・PoEスイッチ・LAN配線・設計費の一般的な価格帯(2026年時点)
「回線を替えるべきか」の前に、一度測らせてください。
いまのAPの台数・チャネル・出力と、時間帯ごとの混み具合を見れば、買い足すべきか設定で足りるかが分かります。香川県内の現地調査・お見積りは無料です。相談だけでも構いません。

